優勝はタンガロイ!天皇賜杯福島県大会 決勝 ハイライト 2024.6.30

優勝はタンガロイ!天皇賜杯福島県大会 決勝 ハイライト 2024.6.30

この日は朝9時から茨城県大会決勝を撮影し、その後13時開始予定の福島県大会決勝を撮影するために移動しました。決勝をはしご撮影するのは初めて(笑)

茨城県高萩市から福島県いわき市までは高速を使って40分ほどでした。

初めて訪れた、ヨークいわきスタジアム。立派!!

決勝は相双リテックとタンガロイ。
福島ではこの2チームが中心なのかな?(無知ですみません!)全国大会のトーナメントを見ても毎回どちらかが出場されている印象です。

両チームとも初見なので、どんな選手がいるのか、どんなチームカラーなのかわかりません。そういうところも楽しみながら撮影しました。

決勝戦は試合展開が行ったり来たり。
終盤までどちらが流れをつかみきるのかわからない試合になりました。

Highlights💫

決勝 タンガロイ 9−4 相双リテック

決勝のスタメン
試合が動いたのは3回。タンガロイは8番小松選手、9番吉田洸選手の連打で好機を作り、ベンチも盛り上がります
その後犠打、死球で満塁となり押し出しで先制。叩き(記録は失策?)で2点目。さらに5番吉田修選手が2点適時打
一挙4点で主導権を握るタンガロイ
4点を失い、肩を落とす相双リテックの先発渡邉投手
相双リテックはなおも1死一、二塁のピンチでマウンドに上がった2番手の竹田投手。1球で併殺に打ち取り雄叫びをあげます
4回以降、ゼロを重ねる相双リテックの竹田投手
タンガロイ先発の石井投手も好投を続けます
相双リテックは5回、1死から9番佐々木選手が三塁打
1番木村選手が叩きを決め(記録は内野安打)1点を返します
1死一塁からヒットで一、三塁を作り、3番本田選手(背番号8)も叩きを決めて2点差に迫ります
ベンチ前で次の回に向けて入念に準備する石井投手
2点を追う8回、相双リテックは1死三塁で攻撃のタイム。その後相手野選で1点差に
8回裏、タンガロイは先頭の2番芳賀選手が内野安打と失策で二塁へ。ここまで無失点投球を続けてきた相双リテックの竹田投手。大事な場面です。
続く3番は途中出場の比佐選手。打球は捕手から三塁へ送られるもセーフで一、三塁。タンガロイは追加点のチャンス
4番西山選手が申告敬遠。無死満塁とし、5番吉田修選手のスピンがかかった打球はファールゾーンから……
前進守備をしていたサード佐々木選手の横を抜けてフェアゾーンに戻ってくるという、相双リテックにとってはなんとも不運な当たりでタンガロイに追加点
1死満塁と変わり、7番池亀選手の適時二塁打でさらに2点。攻撃の手を休めずこの回5点を挙げ突き放します
タンガロイの先発石井投手は9回にも1点を返されますが、最後の打者から三振を奪いガッツポーズ
歓喜の輪を作ることはありませんでしたが、安堵の表情で優勝の喜びを分かち合うタンガロイのみなさん
国スポとの2冠はならず、悔しさが溢れる相双リテックのみなさん
2年ぶり優勝のタンガロイ。おめでとうございます!
天皇賜杯はタンガロイ、国スポは相双リテック。2強が分け合う形になった今年の福島県大会。みなさまの全国大会での活躍をお祈りしております!

📷 Photo of the day 📷

相双リテック・佐々木俊輔選手

試合終了の挨拶をして、ベンチへ戻ると誰よりも悔しがっていたのは、サードの佐々木選手。

悔やんでいたのはもしかしたらあの8回の打球だったかもしれません。
でもあれは仕方ないです。軟式野球はファールゾーンから打球が戻ってくることよくありますけど、前進守備の野手の外側から選手の後ろ側を通って中に入ってくるなんて初めて見ました(一応9年くらい軟式の各種大会見てます)。誰も責められません。

9番打者で3安打、全打席出塁で2得点。
ユニフォームも泥だらけで、素晴らしい活躍でした。これだけ悔しがれるのも、本気でやってきた証拠。もっと強くなります。
しかも調べたら佐々木選手、1年目のルーキーじゃないですか。まだまだこれから!長く活躍してほしいです。またプレーを見られる日を楽しみにしています。

個人的なことを申し上げますと、たぶん佐々木選手が高校(盛岡大附)時代の2018秋と2019春の東北大会を私仕事で撮影していると思います。毎年東北は担当させてもらうことが多いので……他にも両チームに初見じゃない選手たくさんいたかもです。

おわりに

とても立派なヨークいわきスタジアム。福島は大きな球場が多い!

高校野球の仕事では何度も訪れている福島なのですが、大会の開催はあづま球場と開成山球場が多いので、いわきの球場は初めて来ました。

野球場自体が好きなので、客席の作りとか、見える景色とか、どこでどんな感じで撮れるのかとか、球場の周りを散歩したりとか(この日は帰り雨も落ちていたのでできなかった)初めての球場は特にワクワクします。

今回、福島県大会に足を運んだのは、知り合いが相双リテックに関わっていて「ぜひ来てください!」と声をかけてくれたから。
本来の予定だと29日が茨城の決勝で、30日が福島の準決勝・決勝でした。茨城の開催地が県北の高萩だったので、ちょっと足伸ばせばいわき行けるじゃん!ってことで計画を立てたのでした。

どちらのチームも初見でしたが、とにかくベンチの威勢がいい!元気!声がめっちゃ出てる。やはりどの県もトップチームはいい雰囲気です◎全国大会とか見てると、どのチームもベンチワークが魅力的ですから。

決勝はタンガロイが先制し、相双リテックが追い上げ、タンガロイが突き放す……と8回に1点差になったところまでは本当にどっちに最後流れがいくのかわからなくて、撮影していても緊張感ありました。初見で選手を全然知らなくても試合を見ていく中で覚えていくし、この選手いいなというのは必ず出てくるのがおもしろいです。

突然の撮影でしたが、掲載許可は両チームに確認しOKをいただきました。本当にありがとうございます。
ハイライトで未掲載の写真は、また何かしらの形で掲載します。なので、また見ていただけたら嬉しいです。

国スポも天皇賜杯も行く予定でいるので、全国大会でお会いできたらその時はまたよろしくお願いいたします!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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