本日(6/16)は２会場で１回戦５試合が行われました。
長嶋茂雄記念岩名球場の３試合を写真で振り返ります。
目次
第１試合 大多喜ガス vs 横芝光町役場
横芝光町役場
100 003 103｜8
002 100 310｜7
大多喜ガス
（横）市原、小川、市原ー伊藤
（大）池田、丸嶋、堀野ー掬川
第２試合 浦安市役所 vs 京葉銀行
浦安市役所
000 000 0｜0
104 210 X｜8 ※7回コールド
京葉銀行
（浦）稲葉、戸倉、山田ー戸倉、丸山、戸倉
（京）山根、山﨑、松島ー水上
第３試合 我孫子市役所 vs 市原市消防局
市原市消防局
000 00｜0
328 0X｜13 ※５回コールド
我孫子市役所
（市）田中翔、髙橋ー西川
（我）北澤、根本、菅澤ー小澤礼
あとがき
夏のような暑さの中、３試合が行われました。
第１試合は４度の逆転劇があり、野球で「一番面白い」と言われている８対７で決着。まさに「手に汗握る」展開に写真の枚数もかなりいってました。
充実の１０安打８得点
私の記事では何度も登場している横芝光町役場のみなさんですが、なかなか勝って試合後にお話しするということが最近はなかったので、みなさんの清々しい笑顔いっぱいの表情を見ることができ大変幸せでした。
横芝光町の選手曰く「大多喜ガスにはいつも練習試合でボコボコにされていた（笑）」そうで、二桁失点する試合ばかりだったとか。それが今日はよく抑えた以上に、１０安打を放って打ち勝てたことに充実感を滲ませていました。
試合中も「１−０で逃げ切れるわけがない」「野球は点を取るスポーツ」「こういう展開だからまだまだあるぞ。諦めるな」と毎回円陣で発破をかけていた監督兼任の伊藤選手。
「ようやくみんな振れるようになってきた」と手応えも感じたようです。ずっと「振れるようならないと」と言っていたのを聞いていたから。伊藤選手自身も４安打の大当たり！ベンチに引き上げる時、私のカメラに気づいてピースしてくれたました。苦しい試合を勝利できた喜びが溢れています。
次は京葉銀行。失うものは何もないので、いつもどおり明るくひたむきに立ち向かってほしいです！
主将の登板なく終える
大多喜ガスの主将・松野投手は国体予選で松戸市役所相手に好投。終盤まで相手打線を翻弄し、あわや金星というところまで相手を追い詰めました。
初戦は投げてこないかもな……という予想通り、松野投手はベンチでチームのサポートにまわっていました。松戸市役所戦は別会場にいたので好投は見ていないのだけど、松戸市役所の選手からも「全然打てませんでした」と素直に認める言葉も聞いていたし、高校時代の話や、大学時代の活躍はこの目で見ていたので期待値はめちゃくちゃ高く、この大会で楽しみにしていた選手のひとりでもありました。
先発は松野投手の大学の先輩でもある池田投手。池田投手は大学４年春に投げたのを見たきりなので、ものすごく久しぶりで懐かしかった。大学時代も背番号１４だったような。松野投手が池田投手を迎える姿に勝手にじーんとしていた私です。昨年の天皇賜杯予選でふたりが大多喜ガスにいることを知り、その時も記事に書きました。
取って取られての展開で最後まで試合がわからない中、８回くらいだったでしょうか。松野投手がブルペンを行きました。その時は大多喜ガスがリードしていたのですが、９回に３点を奪われ逆転。投球練習にも力が入っているように見えました。もし延長になったら行くのかな……とわずかに期待したものの、１点及ばず敗戦。勝てば中１日で試合なので投手のやりくりもあるだろうし、難しいところではあったけれど、どこかで出てきて流れ変えてほしかった、と少し期待してしまいました。
この試合が見たくて岩名を選んだんので、４度の逆転劇なんてそう見れるものではないですし、すごく充実した試合でした。攻防が面白かった。その分、かなり私も集中力と体力を要したので、３０度に迫る強い日差しの中残りの２試合が心配になったのでした。
コールド負けでも最後まで明るく笑顔で
第２試合、第３試合はコールドで決着となりましたが、浦安市役所も市原市消防局も、最後まで食らいつき戦う姿勢は見ていて気持ちがよかったです。良いプレーもありましたし、千葉は本当に素敵なチームが多いです。どの試合を見ても楽しい！私の体力も心配されましたが、みなさんから力をもらって乗り切りました。
明日からも試合が続きます。
梅雨の晴れ間でしばらくは天気が良さそうなので、青空のもとでいいプレー、かっこいい写真が残せるように私も楽しみながら頑張ります。
