本日(6/27)は２会場で２回戦４試合が行われました。
千葉県総合SC野球での２試合を撮影。どちらもコールドゲームとなりましたが、何か写真から感じていただけましたらうれしいです。
第１試合 富里市役所 vs 千葉銀行
千葉銀行
212 003 0｜8
000 010 0｜1
富里市役所 ※７回コールド
（千）大川、小松ー多田
（富）鈴木、春山、大野、佐藤ー坂野
第２試合 三井化学茂原 vs 京葉ガス
三井化学茂原
000 000 0｜0
023 002 X｜7
京葉ガス ※７回コールド
（三）高橋玲ー佐藤
（京）村松、高清水ー青山
あとがき
この日は別会場（天台）でAKIRAとJAいちかわの試合がありました。実力的に面白いのはこちらのカードだったかと思います。協会の方にも「あっち行かないの？」と声かけられました。
モチベーションがなかなか上がってこなかった今シーズン
ここで書くことではないかもしれないのですが、お許しください。
サンニッパの発信活動も３シーズン目に突入し（厳密に言うと２０２１年１０月立ち上げなので、シーズン通して発信するのは２シーズン目）、たくさんの方に知っていただき本当にありがたい限りです。
昨年初めてシーズン通して活動してみて、楽しいことと同じくらい、いやそれ以上に大変なことが多かったです。個人SNSを脱してサイトを立ち上げたからには適当にはできないので。ですが、資金も尽きましたし、大会期間中は睡眠確保が最優先であとは限界まで記事制作にあたってました。
果たしてこれで続くのかな……ずっと「楽しい」と思ってできるのかな。私の撮りたいものはなんだ、残したいものは、伝えるって何……そんな葛藤を抱えてオフシーズンを過ごしました。見ていただくためにかなり無理をしていたと気がついたんです。
そんな状態で撮影や記事を書いても納得いくものはできないなと思って、見てくださる方には申し訳ないですが「無理なく続けられそう」なスタイルを今季は試しています。それでも結局時間はかかるんで、まだまだ手探りではありますが。
原点に帰る
千葉県の、軟式野球の状況や試合結果をお伝えするのでしたら天台に行くべきだったのかもしれません。ですが、今季はそういう選択はしないと決めました。自分が見たい試合、撮りたいチームを最優先に考える。そして結果を伝えることにこだわりすぎずに、気持ちのままにカメラを向ける。
富里市役所と千葉銀行は、私が２０１６年に千葉県の軟式野球に出会ったとき「こんなに楽しいんだ！」と夢中になるきっかけをくれたチームだったのです。あれから７年が経ち（早い……）メンバーもかなり変わったので、チームの雰囲気など当時と同じかと言われれば、違います。だけど、今の自分ならどう感じるか確かめたかったので、こちらを選んで良かったと思っています。
私は見始めた頃は当たり前のように上位にいた両チームですが、近年では初戦で姿を消してしまうことも。寂しさも感じつつ、新しいチームの躍進も楽しく見ています。でもまだまだ頑張ってほしい！
撮りながらいろんなことを考えました。変わりゆくものをどう受け止めるか。選手たちはどんな困難な状況でもグラウンドに立てば言い訳せずに全力を尽くします。結果が出なくても、みなさんすごく頑張ってるので！そういう姿を忘れないように残したいです。
後輩の活躍に刺激
富里市役所のサード・水野選手と、大野投手は私の大学（順天堂大）の後輩。卒業後に野球を続ける選手が少ない大学なので、いまだユニフォームを着て頑張ってる姿に「私も頑張ろう」と刺激をもらっています。
大野投手、この日はすごくよかったです！３イニング目で失点して降板しましたが、超スローボールは見ていてわくわくしました。ベンチに戻る時の控えめな笑顔に、あまり感情は表に出さないけれどいい投球ができてホッとしているのかなと想像したり。水野選手も守備で大野投手を助けました。ふたりの躍動する姿が見れて来てよかったと心から思いました。
強豪相手に力投
第２試合の三井化学茂原と京葉ガス。三井化学茂原もひそかに楽しみにしているチームのひとつで、国体予選を制した京葉ガスにどんな試合をするのかなと注目してました。
試合前の円陣で「楽しもう！」と大きな声を響かせた、主将の篠原選手。主将は足を生かして２安打。初回、先制のチャンスもあったので１点取れていたら流れはどうだったかな、と少し悔やまれます。
先発の左腕・高橋玲投手は左打者がずらりと並んだ京葉ガス打線に対しても臆することなく攻めました。際どいコースをついて四球になることはありましたけど、高めに浮くような球はほぼなく、ネット裏で私の横で見ていた千葉銀行の選手も「普通にいい投手」と言ってました。
結果、四球や失策で得た走者を京葉ガスが逃してくれるようなことはなく失点してしまいましたけど、ピンチをしのいで０で抑えた回もあり、とても印象に残った投球でした。
三井化学茂原は守備から戻ると毎回必ず円陣組み、人数はギリギリで守備につくとベンチはすっからかんなんだけど指名打者の高橋勇選手が一生懸命声出して野手を盛り立ててました。つい応援したくなる、そんなチームです。
天皇賜杯千葉県大会は6/18の試合で８強が出揃います。
ぜひ今後の戦いにもご注目ください！
