7月20日、鹿児島県の鹿屋総合運動公園野球場にて、高松宮賜杯2部九州大会が行われました。
2024年度から加盟して、3月に公式戦デビューした井手解体実業野球部。
4月末の佐賀県大会で初めて試合を見て、あれから3ヶ月あっという間でした。
九州大会はひとつ勝てば全国大会出場決定。
相手はなんと、先月行われた西日本軟式野球大会2部の優勝チーム、長崎県代表・飯盛クラブ。地元開催の西日本で優勝だったのですね。すごい。
C級とはいえ、レベルの高い好試合が見れるのではと楽しみで仕方ありませんでした!
Highlights✨
代表決定戦 井手解体実業(佐賀) 7−3 飯盛クラブ(長崎)
📷 Photo of the day 📷
公式戦無敗で全国にたどり着いた、井手解体実業のみなさん
本当におめでとう!!
代表決めたら集合写真撮るかな……って思ってたから、撮れる準備(ストロボと標準ズーム)しててよかった◎
みなさんいいお顔してて泣ける……。
試合を見るのは2回目(みなさんに会うのは3回目)だけど、3ヶ月前の県大会の時よりもさらにチームの雰囲気が良くなってて感動しました。
試合中、声を出してない人がいなくて、12人しかいないってことを全く感じさせなかった。
高卒1年目の冨田選手、薮野選手に「歳の離れた選手たちとやるのはどう?」と聞いてみたら、ふたりとも「楽しいです!」と。その言葉になんだか私がすごくうれしくなってしまいました。いいチームなんだなあって。
先発した江島投手は「1点取られてちょっとイラッとして」ギアが上がった様子。いやほんと速かった。いつも千葉のスピードガンがある球場で撮影している私の体感だと143とか144とか普通に出てたと思う。ご本人的には「152……」って周りを笑わせてたけど!
西日本王者に勝利できたことは全国大会に向けても弾みになったはず。
古川監督は「今までやったチームで一番強かった。江島の球は簡単には打たれないけど、うまく対応していたし」と、勝てたことへの安堵感と充実感とでいっぱいの表情してました。
全国は3日で5試合と超過酷な戦いが待っています。
12人しかいないことは連戦ですごく不利かもしれない。だけど、ここまで1度も負けずに勝ち上がってきたタフなみなさんを信じたい。きっと大丈夫です!
今年は9月、北海道開催の高松宮賜杯。
もちろん私も行きます!
あとがき
井手解体実業さんの試合は2試合目だったのですが、朝からそわそわ落ち着かなくって1試合目始まる前には到着し、球場で心を落ち着けていました(笑)
すぐとなりの多目的グラウンドでみなさんアップしてたので、その様子を眺めたり。試合に向けて気持ちを作るのは、私も同じです。仕事でもいつもそう。早めに球場にいないと落ち着かないし、試合に入れないんですよね。
みなさんにお会いするのは3回目。今回は私のことも認識してくださってきたのかな?って感じられてすごくうれしかったし、ありがたかったです。試合後のお声を聞きやすくなりました。まあいつもどおり取材なんてきっちりしたことはできなくて、雑談なんですが。
試合後、相手チームの方が井手解体実業のみなさんのところにきて「ありがとうございました。楽しかったです」「圧倒して、絶対優勝してください」と話されてました。
西日本を獲って高松宮も!って気合い入ってたと思うんです。だけど、こうやって言えるって素晴らしいチームだなって。
劣勢の試合中も「自分たちから負けてる雰囲気作るな」って声が聞こえて、いい声かけに胸打たれてました。本当に鹿児島まで来て、この試合を見れて良かったなって心から思いました。
全国を決めた井手解体実業さんは、来週からもう来年の西日本をかけての支部大会が始まるそうです。そちらにはB級で参戦するとか!
「B級はC級みたいにはいかない」って古川監督は言ってます。選手もみんなわかってると思います。でもここまで一気に駆け上がってきたみなさんなら、と期待してしまいます。
暑い中での試合で、12人しかいないしみなさん本当に体調だけはどうか気をつけて……。
西日本の県大会は来年3月。またそこで佐賀に行く未来が私には見える……(笑)
3ヶ月前、初めて撮影したときはあっという間に試合が終わってしまい、不完全燃焼だった思いは今日晴らせました。9回制だったこともあり、自分の中のプランというか、ある程度「こういうのを撮りたいな」というのは達成できたかな。
今回の記事では試合の流れを最優先に写真を選びました。
そのため掲載しきれなかった、お見せしたい写真もたくさんあるので別の形でまとめます。また見にきていただけたらうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!