本日(5/26)、長嶋茂雄記念岩名球場で行われた国体千葉県予選会、代表決定戦進出をかけた2試合の様子をお届けします。
第1試合 京葉ガス vs 習志野市役所
京葉ガス
000 102 000｜3
000 000 000｜0
習志野市役所
（京）小平、織内、沢井ー青山
（習）石川、原ー小林、吉田
第2試合 JAいちかわ vs 京葉銀行
京葉銀行
001 200 000｜3
001 003 20X｜6
JAいちかわ
（京）山根、山﨑、栗原ー水上、兵藤
（J）岡本、中村、藤井ー唐橋
あとがき
今日の試合で、代表決定戦に進出するチームが決まりました。
千葉の国体予選は一発トーナメントではないので、代表決定戦に行けるか、行けないかがかなり重要になります。
京葉ガスは畑中選手の活躍が光りました。先制ソロに、追加点のたたきも倒れこみながら決めました。
そしてハイライトはベテラン・織内投手の復活。私の記憶が確かなら、一昨年のシーズン中に手術することを決め、術後のギプス姿も拝見しました。またマウンドに戻ってきてくれてうれしい。
私が千葉の社会人軟式を見始めた2016年、京葉ガスのどの試合を見ても織内投手が投げていて、勝手に「鉄腕」と呼んでました。若い投手も育ってきたけど、誰にも負けない経験値があります。
今日もチームメイトから「初見では絶対打てないから！」と声が飛んでいた通り、習志野市役所の対戦経験がない打者たちは手が出ませんでした。いまは球数制限をしながら投げているそうですが、ここぞの場面で頼れる投手が戻ってきてくれたのは京葉ガスにとってすごく大きなことだと思います。
習志野市役所はスタメンに若い選手がさらに増え、数年後すごいチームになっているかもしれないです。
大黒柱の原投手、今日力投した石川投手の二枚看板は強力。今日は京葉ガスの継投の前に打線がつながらず敗れてしまいましたけど、昨年天皇賜杯予選では準優勝ですから、今日の悔しさをぶつけてほしいです。
１回戦からの登場で３連戦となったJAいちかわですが、今日も打線が活発。
初戦の延長１３回からタフな試合が続きますが、若いチームなので疲れを全然感じさせません。岩堀選手、浅利選手の主軸はもちろんですが、７番を打つ唐橋選手が怖い存在。３試合で２発打ってます。とても勝負強い選手なので、明日も注目です。
まさかの予選敗退となった京葉銀行。私は千葉の軟式を見て８年になりますが、代表決定戦に京葉銀行がいないなんて今までなかったんで、驚きというか動揺しています。
２度、満塁の好機で無得点に終わったり、守備のミスが出てしまったり、いつものしつこくて粘り強い京葉銀行が見られず……２点勝ち越しても安心できない雰囲気がずっとあった気がします。物おじせずどんどん振ってくるJAいちかわの勢いに、完全に飲み込まれてしまいました。
千葉は力を入れているチームが増え、年々全体の実力が底上げされているのを強く感じます。
国体の代表決定戦には４チームしか進めませんが、くじ運次第で強豪でも予選敗退してしまうことがあるんです。本日、別会場で我孫子市役所を圧倒したAKIRAも、一昨年は松戸市役所、昨年は京葉ガスに予選で敗れています。
明日から休みなく、代表決定戦が始まります。
敗者復活もあるので、２度負けたら終了。ここからがさらに過酷な戦いとなります。
★代表決定戦トーナメント表はこちら（千葉県野球協会HP）
今年は最終日の前に４日空くので、まずは明日明後日全力で出し惜しみせずぶつかっていくだけ。
私も明日の試合は敗者復活戦を含め３試合、いまから腹くくってます。おそらく力尽きると思います。記事更新まで頑張れるか不安ですが、楽しんできます！
