初めての千葉県代表を目指して。国スポ千葉県大会 予選1回戦 AKIRA vs 市川市役所 2024.5.25

初めての千葉県代表を目指して。国スポ千葉県大会 予選1回戦 AKIRA vs 市川市役所 2024.5.25

予選1回戦 AKIRA 12xー2 市川市役所(5回コールド)

あとがき

新戦力が躍動

AKIRAの1番を打つ森本選手。

今季加入した新戦力がいきなりの3安打3得点2盗塁とダイヤモンドを駆け回る大活躍!

試合前、久しぶりに会うAKIRAの選手たちと色々とお話しする機会があったのですが、そのときに「うちの1、2番は間違いなく千葉で1番速い!」と聞いてすごく楽しみにしていました。

2番の安田選手は昨年、走る姿がかっこよくてたくさん撮りましたし、その速さは体感してましたけど、森本選手も見ていて爽快です。

昨年は四国アイランドリーグの高知でプレーされていたみたいですが、私が昨年後輩(愛媛に在籍)に会いに四国へ行ったときは2戦とも香川の試合だったんですよね。残念。

森本選手は高校が土浦日大と知り、千葉には茨城出身の選手が多いので同級生対決とかこれからあるんじゃないかなーと見る私としてもとてもワクワクしています。

快勝の裏で

どのチームも、どんな相手でも、大会の初戦というのは緊張感があるものです。
初戦の先発を任されたAKIRAの青山投手。試合前、挨拶してくれたのですが少し緊張されているようでした。チームメイトからも「緊張してんの?」といじられていて。

初回は三者凡退で何の問題もないように見えましたが、2回、先頭打者を三振に取ったあと連打を浴び、連続四球で押し出し。内野ゴロで2点目を失いました。

味方が初回に5点取ってくれたし、先頭打者も打ち取ったのになんかあったかなと心配してしまうくらい突然制球が乱れてしまって。

お話を聞くことができなかったからわからないのですが、確か昨年「複数失点はしないように」と、割と崩れやすい自らの失点パターンを冷静に話してくれたんですよね。
3回以降はゼロを並べたものの、同じような失点に青山投手自身が一番悔しかったと思います。次は笑顔で会心の投球を見せてくれることを期待しています。

頼れるキャプテン健在

今年もAKIRAの打線の中心は主将・藤井選手で間違いなさそうです。

初回、無死一、二塁で先制の左越え2点二塁打。あと1点でコールド成立の5回裏には試合を決める一発。さすがとしか。ここは藤井選手が決めるだろうな、と思ってたらその通りに。すごい。

ただ私がこの日藤井選手の一番すごい!と思ったのは2回の走塁でした。
一塁走者の藤井選手は、続く4番竹谷選手の中前打で三塁を陥れたのです!おそらく相手の守備位置や打球の感じとかで瞬時に判断してスピードを緩めず一気に三塁まで。

エンドランではなかったと思うんです。私の記憶では「走った!」と声もなかったはず。三塁側で撮影してたのでその判断とスピードを目の前で感じて脱帽しました。
打つだけじゃなく、こういうところも素晴らしいのが藤井選手。ベンチからも「ナイスラン!」と言われていたので、やっぱりすごいよねって。今年も頼れるキャプテン健在です!

同級生バッテリーでゼロを刻む

市川市役所のみなさん、すごくお久しぶりでした。初回から失点を重ねてしまいましたが、必死の継投でAKIRA打線に立ち向かいました。

4回、主将の本間選手がライトからマウンドへ。
ヒットと死球でピンチを背負うも、3安打の森本選手を内野フライに打ち取ってスコアボードにゼロを刻みました。

最後は一発を浴びて試合が決まってしまったのですが、AKIRAの左打者が結構打ちづらそうにしていて、もっと長い回見てみたかったな、と。

市川市役所もAKIRAと同様で捕手が監督だったのですが、調べてみたら藤ケ崎監督と本間選手、高校(千葉商大付)の同級生みたいですね。そういうの個人的にすごく好きなので、社会人でもバッテリー組んで、なんかいいなあって写真を見ながら思ったのでした。

初の千葉県代表を目指して

昨年、初めて代表決定戦に進んだものの1日に2度負けるという、なかなか経験できない悔しい思いをしたAKIRAのみなさん(これは千葉の特殊はシステムならではなのですが……)。

その後の天皇賜杯も水戸市長旗も県大会優勝を逃し、おそらくみなさんのことなのでものすごい覚悟を持って今シーズンに挑んでいるはずです。

試合前の声出しは廣岡選手でした

予選は強豪揃いのブロックに入ってしまいましたが、だからこそ突破して勢いそのままに頂点まで駆け上がりたいところ。千葉はいいチームがたくさんあるので、この先の試合全てが楽しみでなりません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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