フタバ産業(愛知東)が初優勝!AKIRA(千葉)は相手好守に泣く【第77回天皇賜杯全日本軟式野球大会・決勝】

フタバ産業(愛知東)が初優勝!AKIRA(千葉)は相手好守に泣く【第77回天皇賜杯全日本軟式野球大会・決勝】

第77回天皇賜杯全日本軟式野球大会は9/22、決勝が行われ愛知東代表・フタバ産業が3対1で千葉県代表・AKIRAに勝利し、優勝しました。フタバ産業は初優勝。

写真とともに熱い決勝戦を振り返ります。

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決勝 AKIRA(千葉)vs フタバ産業(愛知東)

AKIRA(千葉)
100 000 000|1
002 000 100|3
フタバ産業(愛知東)
(A)髙井、小川、中川-久保田勇
(フ)二村-尾西

フタバ産業は1点を追う3回1死、9番・白井選手が右翼席へ同点弾。さらに1番・山下選手の右前打、2番・光部選手がエンドランを右前に運び一、三塁とし、3番・豊田選手のスクイズで勝ち越し。7回には四球、犠打、安打で一、三塁。三塁けん制にミスが出て大きな追加点。投げては先発・二村投手が1失点完投で優勝へ導いた。
初回に2死走者なしから3番・藤井選手の三塁打、4番・古川選手の左前打で先制したAKIRAは5回と7回に一、三塁を作りながら5回は遊ゴロ、7回は中飛が見事な中継プレーにより本塁併殺で得点を奪えず、必死の継投もあと一歩及ばなかった。

☆個人賞☆
最優秀選手賞 フタバ産業・二村勘太投手
優秀選手賞 フタバ産業・白井俊幸選手
敢闘賞 AKIRA・藤井一輝選手

大会結果(全日本軟式野球連盟ホームページ)
一球速報

フタバ産業・二村投手。フォークが冴え、1失点完投
1回表2死、AKIRA3番・藤井一輝選手が三塁打を放ち滑り込む
4番・古川選手が左前に運び、AKIRAが先制
先制し、ベンチも笑顔が広がります
2回裏1死、レフト前の浅い飛球に飛び込み、好捕するAKIRA・岡本選手
3回裏1死、フタバ産業9番・白井選手が同点弾
同点弾を浴び、厳しい表情のAKIRA・髙井投手
笑顔で生還する白井選手
3回裏1死一、三塁、フタバ産業3番・豊田選手がスクイズを決め勝ち越し
よしっ!という表情の豊田選手
1点を追うAKIRAは5回表1死一、三塁、森光選手の遊ゴロで三走西田選手がタッチアウト。同点ならず
AKIRAは5回から小川投手。2回無失点と好投
6回裏無死一塁、フタバ産業の二盗を阻止したAKIRA
7回表1死一、三塁、AKIRAは代打・来田選手。打球はセンターへ
フタバ産業、見事な中継プレーで三塁走者の生還を阻止。AKIRAはまたも追いつけず
好返球のセンター・中西選手(右)を笑顔で迎える二村投手
6回裏1死二塁、フタバ産業は代打・早田選手が左前打を放ち好機を広げる
6回裏1死一、三塁、三塁けん制にミスがあり、その間にフタバ産業は貴重な追加点
けん制の連携がうまくいかず、唇をかむAKIRA・中川投手
8回2死、期待のかかったAKIRA3番・藤井一輝選手は空振り三振
最終回、AKIRAも必死に食らいつくが
期待の中軸に一本出ず
フタバ産業は二村投手が三振で締め、初優勝!
前年度優勝・大阪シティ信用金庫に勝ち、自信を持って臨んだ決勝は無念の逆転負け
肩を落とすAKIRAの選手たち。昨年初出場、2年連続の天皇賜杯で準優勝まで駆け上がったのは立派です
天皇賜杯がフタバ産業・豊田主将に手渡されました
フタバ産業のみなさん、優勝おめでとうございます!
AKIRAのみなさんは「ここまで来たら勝ちたかった」と悔しい準優勝
天皇賜杯、閉幕。順延含め7日間、ありがとうございました!

御礼

素晴らしい決勝戦。
紙一重のプレーの連続。
選手たちの喜び、悔しさ、全ての表情がまぶしかった。
こんなに素晴らしい大会を撮影することができ、佐賀まで来て本当によかったです。
社会人軟式野球最高峰の大会、天皇賜杯は毎年劇的な決勝になります。

大会に関わった全てのみなさま、お疲れ様でした。
温かく迎えてくださり、感謝申し上げます。
出場した選手のみなさま、心に残るたくさんのプレーをありがとうございました!

私は千葉県中心に活動しているので個人的には悔しい決勝戦でした。
準優勝のAKIRAについては別途記事を更新する予定です。

大会期間中多くの方が見てくださり、大変励みになりました。
球場でお声掛けいただいたり、温かいメッセージをくださったり。
サンニッパの活動も徐々に認知されてきており、光栄です。
また、サポートくださったみなさまも本当にありがとうございます。
全国大会の取材は記事や写真を収益化できないため、みなさまのサポートが頼りです。
もし記事や写真に価値を感じていただき「少しでも」というお気持ちがございましたら、ぜひ文末のサポート欄より応援いただけるとうれしいです。

準決勝・決勝は配信もあったので、後発の写真は今さらかもしれません。
ですが、流れいていく映像では見逃してしまうような、そんな一瞬を焼き付けられるのが写真。
プレーの躍動感はもちろん、感情の揺らぎ、背景、余白、間。
私の写真から感じていただけていれば幸いです。

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