ぜひ決勝のフォトギャラリーを見てから、この記事を読んでほしい。

気づけばもう3月、国スポが終わって5ヶ月が経っている。
いろいろあって、更新までに時間がかかってしまった。
みんな新しいシーズンに向けて走り出しているから、今さら書くことではないだろうけど……決勝が終わった日に残したメモを見返したら大切な気づきがたくさん書いてあったので、そこから抜粋し加筆修正をした。
すぐに記事を書けないときは、メモアプリにひたすら試合の感想や気づいたことを書き殴っているのだけど、改めて読み返したら感情ぶつけまくっててすごかった(笑)
ここから先は既出の写真だけだし、私のひとり語りを世にさらしておくのもあれなので(無料部分を少し設けるけど)有料にする。
現地にいた私が、どう感じてたのか。
めちゃくちゃ長く、私の思いを吐き出した記事になった。
いま私が社会人軟式を見ていて感じること、これからやりたいこと、いろんなこと全部書いたかもしれない。
文体が「です・ます調」でないことも、328の記事としては初めて。
話し言葉で書いた方が気持ちをストレートに書けるし、読む方も気が楽かなと思ったら自然とこうなった。
有料部分はワンコインのカフェ代価格にしている。
初めての方は登録がちょっと面倒かもだけど、今年は有料記事が多くなるのでこれを機にご登録いただけるとうれしい(codocというサービスを使ってる)。
私のことを理解してくれてるごく一部の人にしか話さないようなことを、がっつり書いた感じでちょっとドキドキしている。
目次
試合経過を振り返るだけでも鳥肌もの
竹田投手が9回1死までノーノーで、そこから連打を浴びてピンチを作ったけど二ゴロ、遊ゴロで試合終了。優勝してしまった。
「優勝してしまった」なんて失礼な言い方かもしれないが、大会前にリテックが優勝するとは想像してなかったから許してほしい。
簡単に試合を振り返ってみる。
初回、バックネット裏で両投手を撮影していた。
竹田投手も佐川印刷の原井投手も素晴らしく!特に竹田投手は完璧だった。
試合前、球場外でばったり会ったので「頑張ってね」とひとことだけ伝えた。
竹田投手はとても集中したいい目をしていたので、大丈夫だなって思った。
原井投手もすごくて、凄みはないけどすごいみたいな。
リテックの初ヒットは5回の佐藤選手。点にはつながらなかったけど、みんなに勇気を与えたヒットだった。
全員で我慢をして迎えた8回。
先頭の9番青山選手がヒット、1番木村選手が四球で繋いで無死一、二塁。3番辻元選手の時に、二走の青山選手が飛び出してしまってアウトに。
1死一塁と変わり辻元選手は右越えの二塁打。1死二、三塁とチャンスが広がった。ここは本当によくカバーしてつなぎ、最高の形になった。
そして3番本田選手が美しく完璧なたたきを決め、待望の先制点。
この日の竹田投手の出来なら、1点で十分だった。
超スモールベースボール。
バットが代わり、パワーピッチャーが増えても、軟式野球の醍醐味は失われていない。
でもそんなに簡単に日本一にはさせてくれない。
1死から連打で一、二塁。
竹田投手が「やばい」と思ってたのは、ファインダー越しにも伝わった。

でも、気持ちを立て直し、ひとつずつアウトが取れた。
二ゴロ、遊ゴロも決して簡単な打球ではなかった。守備も相当鍛えてきたんだろうなというのがわかるプレーだった。

失敗は、長い目で見たらひとつの経験にすぎない
このチームを初めて見たのは6月の天皇賜杯福島県大会決勝。