松戸市役所が10年ぶりV!天皇賜杯千葉県大会 大会最終日 決勝 ハイライト 2024.6.26

松戸市役所が10年ぶりV!天皇賜杯千葉県大会 大会最終日 決勝 ハイライト 2024.6.26

準決勝の記事はご覧いただけましたでしょうか。

天皇賜杯千葉県大会 大会最終日 準決勝 ハイライト 2024.6.26
いよいよ大詰め。最終日、準決勝&決勝のダブルヘッダー。痺れる試合が続いたので、準決勝と決勝と別々の記事にします。 いつもより写真多めです(勝ち負け数枚では表せな…
sannippa328.com

まだの方はぜひ、準決勝の記事を先に見ていただけると、より決勝の試合を濃く感じていただけるかと思います。

昨年と同じ顔合わせとなった決勝戦。
京葉ガスの連覇か、松戸市役所の雪辱か。

Highlights💫

決勝 松戸市役所 6−0 京葉ガス

準決勝が激闘すぎて、決勝の試合開始は15時
1回表、京葉ガスは1番川島選手が右前打。1死から盗塁と暴投で三塁へ進みます
3番大嶌選手の叩きは投手前へ
松戸市役所・植谷投手が本塁へトス
三走川島選手はタッチアウト。京葉ガスは準決勝に続き初回の好機を生かせず
ピンチをしのいだ松戸市役所は1回裏、1死から2番大崎選手が左前打で出塁
京葉ガスの先発は沢井投手
3番井橋選手が内野安打で続き1死一、三塁
しかしエンドラン空振りで三走大崎選手は挟まれてタッチアウト
4番菅原選手はひざまづいて動けず
京葉ガスは2回表、好調の6番畑中選手が二塁打で出塁
四球で1死一、二塁。マウンドで集中する植谷投手
8番青山選手を空振り三振、9番池田選手を遊ゴロに打ち取りピンチを脱します
円陣で主将の瀬山選手「熱くなりすぎないように」と声かけ
2回裏、松戸市役所は四球の走者を置き6番折橋選手がバント
沢井投手は二塁へ
二塁はアウト。そして
一塁もアウト。併殺で一瞬にして2死走者なし
バントを決められなかった折橋選手
2死から手塚選手がヒットも、牽制で挟まれタッチアウト
3回裏、松戸市役所は1死から四球。1番瀬山選手のあたりは三塁前へ
内野安打となり1死一、二塁
2番大崎選手が中前打で続き、松戸市役所は1死満塁
攻撃のタイムをとる松戸市役所
京葉ガスも守りの確認
1死満塁。3番井橋選手の遊ゴロで松戸市役所が先制
京葉ガスは4回表、先頭の4番小亀選手が四球で出塁も盗塁失敗
あまり表情を変えない植谷投手も珍しい
4回裏、先頭の5番内潟選手が中越えの二塁打。らしい打球が戻ってきました
続く6番折橋選手に代打・奥川選手。松戸市役所の投手ふたりは叩きが本当にうまい
この回から登板の京葉ガス・高清水投手は処理を焦ったのか、ボールが手につかず
無死一、三塁のピンチ
7番手塚選手は四球で満塁となり、8番池浦選手。犠飛には十分の当たり
京葉ガスのライト大嶌選手が後ろ向きでキャッチ
三走内潟選手が生還し、松戸市役所は2−0とリード
4回裏、2点目を与えなおも1死一、三塁で京葉ガスは高清水投手から織内投手へ
2死一、三塁とかわり1番瀬山選手の中前打で3−0とさらにリードを広げます
松戸市役所は5回裏、先頭の3番井橋選手が相手失策で出塁。送球が逸れる間に二塁へ
エラーをしてしまったセカンドの篠田選手はこの表情
4番菅原選手の一ゴロで1死三塁とし、5番内潟選手の叩きは
本塁に送られるもタッチできず松戸市役所が4点目
6回表、1死二塁を切り抜けて植谷投手にようやく笑顔が
6回裏、ファールフライに飛び込む京葉ガスの青山選手。一旦グラブに入ったように見えましたが、弾いてしまいました
7回表2死。昨年の決勝、1点を追う8回に植谷投手から同点弾を放っている篠田選手に期待がかかりますが、見逃し三振
7回裏、松戸市役所はまたも四球から。4番菅原選手の叩き
ファーストの青山選手は一度二塁を伺ってから一塁へ送球しようとするも
ベースカバーが誰もおらずアウトを取れません
5回から登板の小平投手。ここは踏ん張りたいところ
犠打で1死二、三塁とした松戸市役所は6番奥川投手が叩きを決めて5点目
ベンチから「あと10年やって!」と声が飛んだ36歳の奥川選手。完璧な叩きでした
2死三塁となり、7番手塚選手がダメ押しの適時打で6−0。ルーキーが決勝で2安打2四球、全打席出塁の活躍
京葉ガスは8回裏、あと1点でコールド成立という2死一塁。レフト小亀選手が頭上の当たりを好捕し、最後の攻撃へ
9回表、1死から主将の大嶌選手は凡退
先ほどファインプレーの3番小亀選手が中越えの二塁打を放つも後が続かず
最後は5番秋田選手を二ゴロに打ち取って松戸市役所・植谷投手が昨年の悔しさを晴らし完封
天皇賜杯千葉県大会は松戸市役所が10年ぶりの優勝
京葉ガスに昨年の雪辱を果たしました
昨年優勝の京葉ガスは連覇まで一歩及ばず
抱き合って喜ぶ滝沢監督と瀬山主将
途中からマスクを被った鈴木選手は悔しさのにじむ表情
「お前たちは強い!」滝沢監督の力強い一言が聞こえてきました
ウイニングボールを手に胴上げされる滝沢監督
応援に来られていた職場の方々にも笑顔をで応える松戸市役所のみなさん。本当におめでとう!

松戸市役所・植谷投手の話
「ちゃんと集中して投げることができた。いつも結構ふざけちゃうから……。帽子を少し深めにかぶって池浦のミットだけが見えるように(打者が目に入らないように)して投げた。とにかく集中できていた。ちゃんと集中できればいいピッチングができる」

松戸市役所・滝沢監督の話
「勝因は、選手たちがみんなすごい!機が熟している感じがある。若手と中堅とベテランといいバランスで、投手もふたりが大事な試合で完封。言うことない」

📷 Photo of the day 📷

10年ぶり優勝!松戸市役所のみなさん

本当におめでとう!!!!

県大会の優勝は一昨年の国体予選以来。
昨年は国体も天皇賜杯も準優勝で、シルバーコレクターを返上する10年ぶりの優勝。

前回の天皇賜杯を知るのは滝沢監督、酒井選手、奥川投手、金子選手のみ。ほとんどの選手が初めての天皇賜杯です。10年ですもんね。私が千葉の軟式を見るようになったのは2016年からなので、私が見始める前のことです。

植谷投手、奥川投手の2本の柱に、点を取るバリエーションも豊富。ベンチもいつも明るい。こんなに素敵なチームがなかなか全国に届かなくて、千葉って本当に激戦なんだなって彼らが負けるたびに思っていました。

9月の天皇賜杯では千葉県代表として上位進出が期待されてしまうけど、いつもどおりやれば大丈夫なので!
一昨年のAKIRAが準優勝。昨年の京葉ガスがベスト8。
私も静岡に行く予定なので、1試合でも多く見せてくれたら嬉しいなって思っています!

今日はもう1枚!

京葉ガス・池田翔選手&松戸市役所・手塚歩夢選手

2年目の池田選手と、新人の手塚選手。
ともに決勝でスタメンに名を連ねましたが、ふたりは中央学院高校の先輩後輩。

手塚選手がヒットで出塁した時に塁上で笑顔で話している様子も見られたし、国スポの時だったかな、試合後ふたり並んで整備する姿もありました。

池田選手が3年、手塚選手は2年のとき、中央学院はセンバツで甲子園初出場を果たしているのですが、実は私、高校野球の仕事でセンバツ出場前の冬に学校へチーム取材に行ったんです。その時にいたふたりなので勝手に縁を感じていて、社会人でのプレーが見れていることが不思議な感じ。時が経つのは早いです。

試合でふたりが並ぶ姿を撮りたいなと思っていたので、それが叶いました!

ちなみに、その取材の時のエピソードを少し。
だいたいチーム取材に行くと集合写真を撮るのですが(きっとそういう経験ある選手たくさんいらっしゃると思います)、普通に並んで撮っても面白くないから、初出場だし勢いのある感じにしたいなと思って、選手たちに「私に向かって走ってきて」とリクエストしました。

中央学院のグラウンドは掘り下がった感じになってるので、私が上から撮れる位置に立って、みんなにダッシュしてもらいました。その話を手塚選手にしたら「それ覚えてます!」と言ってくれて。その時のカメラマンが実は私なんです〜と話したらとても驚いていました。

すみません、完全に私ごとの話でした。
こういう再会ってめちゃくちゃ嬉しいなあというのもあり、ようやく撮れた1枚も選ばせてもらいました。

おわりに

天皇賜杯千葉県大会も終わりました。今大会も素晴らしかった!

ハイライト記事に載せきれなかった写真は、後日何かしらの形で掲載しようと思っています。どういうスタイルにするかはまだ決めてないのですが。

ここからは私の感想というか、今大会強く感じたことを書きます。
読み飛ばしてもらっていいです。
試合だけわかればOKって方は、ここまでお読みいただき本当にありがとうございました!Xでもシェアやいいねとか全部励みになっています。

私の活動を応援してくださっている方、これからも発信を見ていきたいなと思っている方は続きをお読みいただけたらうれしいです〜。

思いは返ってくる

私は試合を撮っている時がいちばん楽しいんですけど、それと同じくらい選手や監督さんと話すのが本当に好きで。自分が撮った試合、プレーに対して、選手目線の話が聞ける。こんなに楽しいことってないです。

また試合やプレーを超えた話をしてくれる選手もいて(普段の取り組みや、軟式野球に対する考え、自チーム他チームをこう見ているなどなど)そういうのもね、私の引き出しがすごく増える=写真の幅も広がるので、とっても勉強になっています。

よく言ってますが、私はただ試合で起こっていることを写真におさめているだけではないです。

「ストーリーに想いを馳せて」と謳っている通り、スコアをつけながら試合の中でも前のプレーや打席がどうだったかなど都度確認しているし、先の打順の巡りや試合展開を可能な限り想定しています。
選手たちから聞いた話や前の試合でどうだったかとかまで全部ひっくるめて試合を見ているので、思い入れも深くなるし、写真の狙いもただ試合展開を追うだけじゃ見えてこないであろうところまで考えて(感じて?)撮っています。

だから毎試合面白い!
同じチームが何度対戦しても、まったく飽きない。それは選手たちがいろんなエピソードをお話ししてくださるからこそなんです。

思ったんです。
なんで、勝手に観にきて(勝手と言ってますが、本部に撮影許可はいただいています)撮ってるだけの私に、選手のみなさんは貴重な時間を割いて話をしてくれるんだろうって。

例えば、私が撮影していると試合を終えた選手や、試合がないのに見にきた選手、ときには次に試合を控えている選手もが、わざわざ声をかけてくれたり、近くに座って話してくれたりするんです(めちゃくちゃうれしいし、選手の解説付きで撮影できるなんて贅沢すぎる)。

私は野球のプレー経験はないし、技術的なことはわからないですが、そうやって話してくれるのも私が真剣に試合に向き合って撮影をしているから、それが選手から返ってくるのかなって。

今まではどちらかというと申し訳ないな、仕方なく話に付き合ってくれてるのかなとか、ネガティブに受け取って反省ばかりしてしまうことが多かったです。ああまた話し過ぎてしまったとか、時間取らせてしまったとか、私の質問も下手だから、いつも選手頼みでそれも……。

でもなんかそれは違うかもしれないって。

上手く伝わらないかもですが、写真や文章から私がどれだけ真剣に試合を、選手たちを見ているかというのが選手たちに伝わっているから、選手たちの素直な気持ちが返ってくるのかなって、今大会ふと思ったんです。そして過去を振り返ってみても、そうやって思えて。そうだったらいいな、という願望込みなのかもしれませんが。

反響というのか共鳴というのか。
わからないけど、私もうれしいし選手たちもうれしい、周りの人たちもみんなうれしいというのが一番なので、これからもわたしがいいと思ったものはどんどん世に放っていって、それが返ってきて……みたいな世界を作れていけたらいいなあなんてしみじみ感したのでした。

今大会は選手から「ありがとうございます」って言ってもらえることが多かったのも印象的でした。

そして試合のことだけじゃなくて、自分のことっていうのかな。そういうのを話してもらえることが多かったのも本当にうれしかったです。
この活動が選手たちの少しでもプラスになっているのなら、好きでやっているを超えた価値ある活動になっているのなら、私が存在している意味を感じられるので。こちらこそありがとうございます!!

遠く淡い目標

最終的にはやはりこの活動を収益に繋げていきたいです。
報酬の保証されている普段の仕事とは違って、撮って書いて何日使っても1円も保証されてない活動です。やればやるほど赤字になるという経営なのでやばいです(笑)

写真販売やサポートという形で少しずつ前には進んでいますけど、まだまだ考えなければいけないことばかり。もう昨年のようにドロップアウトしたくないので、何かよい道はないかなあと模索する日々は続きます。

ただやっぱり楽しいので!続く限りは全力で引き続き楽しみたい所存です!!

次の千葉県大会は9月の水戸市長旗予選。
それまではちょっと他県に行ったり、夏は高校野球の仕事が忙しいので並行してこれまでの大会のまだ更新できてない記事をせっせとやっていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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