高松宮賜杯１部、本日9/4は２回戦・準々決勝がダブルヘッダーで行われました。
３試合の結果を写真で振り返ります。
目次
【２回戦】井川クラブ（秋田） vs 南関東日野自動車（千葉）
井川クラブ（秋田）
000 010 001｜2
000 002 02X｜4
南関東日野自動車（千葉）
（井）高松、児玉－森元
（南）加瀬－大熊
【２回戦】KEN（山口）vs 新津クラブ（新潟）
KEN（山口）
000 000 000｜0
010 000 000｜1
新津クラブ（新潟）
（K）新谷、岩崎球－岩崎皓
（新）奥田－三村
【準々決勝】南関東日野自動車（千葉） vs 新津クラブ（新潟）
南関東日野自動車（千葉）
303 120 0｜9
000 000 0｜0（７回コールド）
新津クラブ（新潟）
（南）荒川、山中－伊藤、大熊
（新）瀧澤、田代、本間－三村
千葉県代表・南関東日野自動車が３年ぶりの全国で準決勝進出。
前回出場時（当時は千葉日野自動車）は２回戦敗退。
県内では「いつAクラスに昇格するのか」期待されていたチームだけに悔しい大会となりました。
以降、コロナ禍で軒並み大会が中止に。
若い選手が増え、着実に力をつけて戻ってきた舞台で最終日まで勝ち残りました。
選手層が厚くなりました。
スタメンには新人３人が名を連ねることも珍しくありません。
そして控えている選手たちもずっと一線でやってきた経験豊富な選手ばかり。
普段Aクラス中心に試合を見ている私。
ご縁があり２０１８年から南関東日野自動車の試合を見ていますが、これまでで１番のチーム力だと感じます。
何が何でも準決勝突破。
一戦必勝。
いつも通り明るく元気に試合してくれたら、いい結果はおのずとついてくるはずです！
HighLight：「代打・俺」３年ぶりの打席で適時二塁打！南関東日野自動車・大木監督
７点リードで迎えた５回表。
ベンチ内でヘルメットをかぶり、バットを持ってスタンバイする大木監督の姿がありました。
え、もしや代打？！
３年前、前監督の退任に伴い、現役を引退し監督に。
強打の捕手として活躍してたので、驚きました。
兼任ではなく監督業に専念する、とのことでしたのでなおさら。
もう試合に出ることはないのだと思っていました。
１死から先頭の佐藤選手が出塁。
続く松下選手が適時二塁打で続き、９番・荒川投手の代打で大木監督が登場。
簡単に追い込まれますが、強振した打球は三塁手の横を鋭く抜ける適時二塁打に。
塁上で大きくガッツポーズをしました。
話を聞くと、監督になってからはほぼ練習はしていないそう。
同期で３番を打つ藤崎選手が「僕たちのためにずっと打撃投手してくれてます」とサポートに徹している様子を教えてくれました。
大木監督は「甘く入ってきたから」とおっしゃってましたが、一振りで仕留められるのがすごい。
試合から３年も離れてるんですよ？全国大会の準々決勝ですよ？鳥肌です。
選手たちもみんなうれしそうで、ベンチも大盛り上がり！
大木監督の現役時代をもちろん知っています。
打席で構えた瞬間、何も変わらない雰囲気がそこにあり、感動してしまいました。
そして試合後、話をしているときの充実した表情がとても印象的でした。
明日は大一番。
やってくれそうな予感がします。
選手交代も含め、積極的な采配が大木監督の持ち味。
明日も注目したいです！
いやあ、本当にすごかったなあ。
この瞬間に立ち会えてよかったです。
私にとってもいい思い出になりました。
高松宮賜杯１部もいよいよクライマックス！
明日が最終日。
準決勝が松本市野球場と松本四賀球場に分かれて行われ、その後松本市野球場で決勝戦。
準決勝、決勝もダブルヘッダーの高松宮賜杯１部、恐ろしい……。
３日で５試合と、過酷な高松宮賜杯１部も明日で終わります。
頂点に立つのはどのチームなのでしょうか。
私も全力で撮影に励み、見守りたいと思います。
＊公式な情報は全日本軟式野球連盟ホームページをご確認ください