【水戸市長旗】千葉県代表・AKIRAが初出場初優勝!前回優勝の常陽銀行を終盤に逆転

【水戸市長旗】千葉県代表・AKIRAが初出場初優勝!前回優勝の常陽銀行を終盤に逆転

連覇か、初出場初優勝か。
注目の水戸市長旗第29回東日本軟式野球選手権大会は千葉県代表・AKIRAが終盤の大逆転で前回優勝の常陽銀行を下し、初出場で初優勝の快挙達成です!

▼決勝
常陽銀行(前回優勝・茨城)
010 010 000|2
000 000 26X|8
AKIRA(千葉)
(常)加賀屋、武藤、金井-佐藤
(A)高井、丸山-久保田

AKIRA、決勝の先発は高井投手
初回、三者凡退で最高の立ち上がり
常陽銀行は前日の準決勝完封の加賀屋投手が連投
2回表、AKIRAは1死二塁からパスボールでピンチを広げてしまいます。非常に珍しいプレー。「あれは僕のサインミスでした」と久保田選手は試合後に話してくれました
常陽銀行は相手のミスで得た好機に原田選手がきっちりとエンドラン成功
萩谷選手が生還。前回優勝の常陽銀行が先制
先制されましたが、こういうところで絶対に下を向かないのが高井投手のいいところだなといつも思っています
5回表、常陽銀行は1死から死球と盗塁で二塁。村田選手が中越えの適時二塁打を放ち追加点
2点を失った高井投手は5回裏に代打が送られ降板。その代打・竹谷選手に声をかけます
代打・竹谷選手のフルスイングに「おまえはそれでいい!」とベンチから声が飛びます
常陽銀行は先頭の代打を打ち取った後、ヒットと四球で満塁のピンチに。主将の佐藤選手が加賀屋投手に声を掛けます
AKIRAは2死満塁の好機でしたが、主将の藤井選手が凡退
6回表からAKIRAは丸山投手。流れを呼ぶ投球が期待されます
常陽銀行にアクシデント。帰塁の際、有村選手が肩を痛めてしまいます
臨時代走の五十嵐選手は丸山投手のけん制でタッチアウト
肩を痛めた常陽銀行・有村選手は一度守備につくも再び負傷。まだ1年目の選手。大事に至らないといいです
常陽銀行は6回から武藤投手、7回途中から金井投手と継投で逃げ切りたいところ
しかし7回裏、2点を追うAKIRAが四球と内野安打で1死一、二塁とし、岡本選手が左中間へ運び、まず1点
1死二、三塁で攻撃のタイムを取ります
古川選手の当たりは本塁へ送球されるも逸れ、ついにAKIRAが追いつきます!
ガッツポーズの古川選手
7回裏は同点どまりも、流れは一気にAKIRAへ
8回裏の攻撃前、主将の藤井選手(左から4人目)を中心に円陣を組みます
8回裏、AKIRAは1死から西田選手が右前打で出塁
その後、連続四球で1死満塁。サインを出す中川監督
1死満塁、森光選手が中前にはじき返します
二者が生還しついにAKIRAが勝ち越し!
AKIRA打線が止まりません。岡本選手、この日4本目のヒットは右への2点二塁打
一塁から激走した森光選手!祈るようなベンチの表情もいいです
古川選手が内野安打でつなぎ1死一、三塁。4番、主将の藤井一輝選手が左中間へダメ押しの2点打!

AKIRA・藤井一輝選手の話
(今日は2度、走者を置いて凡退)ベンチ前の円陣で「もう一回まわしてくれ」と何度も言っていた。主将になったのは天皇賜杯からですが、特別なことはしていない。今はもうチーム全員が同じ方を向いて走っているから、たまに道をそれた選手を戻してあげるくらい。4番で、センターで、チームの中心なのでしっかり自分の仕事をすることを心がけている。(独立リーグの群馬でも主将経験あり)独立ではチームが最下位でも自分がNPBに行ければいいという世界だったが、ここは違う。チームが勝つために、それだけです。

終盤の猛攻で逆転したAKIRAが初出場で初優勝!
前回優勝の常陽銀行は総力戦で挑みましたが力尽きました

常陽銀行は本当に素晴らしいチームだと思います。
AKIRAの選手がファインプレーをすれば「ナイスプレー」と大きな声で相手を称え、全力疾走には「いいランする、いいチームだぞ」としっかり相手を認める。
ずっとトップに居続けるチームには理由があり、こういう取り組む姿勢だったり、相手への敬意なのかな、と感じました。

こんなに素晴らしいチームを破って頂点に立ったAKIRA。
今年初めて千葉県の頂点に立ち、大躍進の1年を水戸市長旗優勝という最高の形で締めくくりました。

大会パンフレットのチームプロフィールに「初出場ではありますが、千葉県代表として誇りを持ち、初優勝を目標に頑張ります」と書かれていました。

まさに有言実行の大会となりました。
本当におめでとう!!


まるで今日の試合は水戸市長旗千葉県大会の決勝を見ているようでした。
千葉県大会決勝は4点差を追いかける7回、一挙8点を奪い、逆転での初優勝。
デジャブかと思いました。

大会終了から3か月も経ってしまいましたが(すみません)ここに写真を置いておきます。 野球に関する投稿は「サンニッパ」へ引き継ぎましたが、サイト立ち上げ前の大会の…
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「水戸市長旗で優勝して、スポニチ杯で大阪シティ信用金庫にリベンジする!」

天皇賜杯で敗れた大阪シティ信用金庫に勝ちたい。
これがAKIRAのみなさんの、今大会の大きなモチベーションでした。
前回優勝の常陽銀行に勝てたことでさらに自信を深め、ますます頼もしくなって次の大会を迎えることでしょう。

5年ほど千葉県大会を中心に撮影をしてきましたが、全日本軟式野球連盟の主催大会で千葉県勢の優勝に立ち会えたことは初めてでした。忘れられない1日になりました。

今回は準決勝、決勝の2日間の撮影でした。最高の3試合をありがとうございました!

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