〈PhotoGallery〉天皇賜杯群馬県大会・準決勝 高崎市役所 vs 関東西濃運輸

〈PhotoGallery〉天皇賜杯群馬県大会・準決勝 高崎市役所 vs 関東西濃運輸

4/30に行われた天皇賜杯群馬県大会・準決勝第二試合、高崎市役所 vs 関東西濃運輸のフォトギャラリーです。

関東西濃運輸・市川投手、高崎市役所・磯貝投手の投げ合いが素晴らしかった。
市川投手は初回に先制のピンチをしのぐと2回から7回まで三者凡退の完ぺきな投球。かたや磯貝投手は毎回のように走者を出しながらの粘投。撮る方も力が入りました。
決勝点の入り方も劇的で鳥肌が立ちました。
1-0の決着。
軟式野球の面白さを改めて感じた試合でもありました。

点が入らないので1点勝負になると私も覚悟を決め「これは決勝点のホームイン(の写真)ははずせない!」と一塁側から動きませんでした。動けなかった、といった感じです。

緊迫した試合展開と、選手たちの表情にご注目ください。

準決勝 第二試合
高崎市役所
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00000001Ⅹ|1
関東西濃運輸
(高)磯貝ー須藤
(関)市川ー松本圭

最後までご覧いただきありがとうございます。

撮影エピソードを少し。

写真を見てお気づきかと思いますが、この試合、私は特に高崎市役所の磯貝投手と堤選手が気になっていました。ふたりの関係性にも、です。

ずっと頭から離れない言葉があります。

8回裏、2死から連打を浴び先制点を奪われた磯貝投手。一塁を守る堤選手は「ゼロじゃ勝てないんだから。点取るから大丈夫よ」と特に磯貝選手に向かってはっきりと言うわけでもなく、うつむいてつぶやていたように見えました。自分に言い聞かせているようにも、聞こえました。
堤選手自身も投手ですから、気持ちは十分に分かっているのだと思います。
私はこの言葉に「こんなに頼もしくて温かい励ましの言葉ってあるかな」と泣きそうになっていました。

すみません。諸々直接話を聞いたわけではないので完全に私の主観であることをお許しください。

「点を取るから大丈夫よ」
最終回、走者を置いて堤選手に打席が回ってきました。ずっと表情を追いかけていたのは、こういうことがあったからでした。あれだけ悔しがったのも、1点、なんとしても取りたかったのだと思います。

試合に敗れ、キャッチボールをする磯貝投手にも声をかけていた堤選手。
そういうシーンを間近に見て、どんどん応援したい気持ちが大きくなっていくのでした。

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