本日開幕した天皇賜杯。
開会式が行われない代わりに、メイン会場のスリーボンドスタジアム八王子にて試合前に開始式が行われました。
第一試合の2チーム、前年度優勝チームの代表選手、同準優勝チームの代表選手が参加。
前年度優勝の静岡ガス(静岡)が天皇賜杯と優勝旗を、準優勝の京葉銀行(千葉)が準優勝旗を返還いたしました。
最後のユニフォーム姿
京葉銀行は開始式に参加した主将の佐瀬投手、櫻井選手が今季で引退します。
チームは今季、国体・天皇賜杯・水戸市長旗と全ての千葉県大会で優勝を逃し、すでに今季の公式戦を終えています。そのため、ふたりにとって今日が最後のユニフォーム姿でした。
私が2016年から千葉県内で社会人軟式野球を撮影し始めてからずっとプレーを見てきたふたりです。
佐瀬投手は大舞台をたくさん経験し、数々のタイトルを獲得。社会人軟式野球で彼を知らない人はいないのではないか、そのくらいの大投手です。
昨季からは主将としてもチームを引っ張る立場に。投手で主将、と難しさもあったかと思いますが、大役を見事つとめあげました。
チームのムードメーカーだった櫻井選手も今季でユニフォームを脱ぎます。ベンチから櫻井選手に飛ぶ野次はとても愛があり、みんなが笑顔になりました。32歳。チームには長谷川監督、石原選手と同期がまだ活躍しています。
ふたりが引退することは非常に寂しいですが、最後のユニフォーム姿を見届けることができ、今までありがとう!という感謝の気持ちで撮影しました。
またきっと会えると思うので、その時はまたいろいろな話を聞かせてください。
本当にお疲れ様でした!