初出場のAKIRA(千葉)が初戦突破!【天皇賜杯1日目】

初出場のAKIRA(千葉)が初戦突破!【天皇賜杯1日目】

天皇賜杯初出場のAKIRA(千葉)が1-0で山陰合同銀行(島根)に勝利し、初戦を突破しました。

▼1回戦
山陰合同銀行 
000 000 000|0
010 000 000|1
AKIRA    
(山)曽田-板倉
(A)高井-久保田
本塁打:久保田(A)

AKIRA・久保田選手見事な先制ソロ!

2回2死、久保田選手の振りぬいた打球は打った瞬間それとわかる完ぺきなホームランでした!

ホームランを確信した、この余韻が最高です

久保田選手の打球は他の選手と音が違うのです。
千葉県大会で過去に何度も久保田選手のホームランを見てきましたが、千葉県では間違いなくNo.1だと思います。
対戦相手、山陰合同銀行のスタンドから「すごい、なんだあれ」という声が聞こえてきたので、全国屈指のホームランバッターと言えると思います。

試合前、たまたま挨拶できたので「今大会最低でも1本は(ホームランを)見たいな」と伝えると久保田選手は「社長からは4本打てと言われてます」と笑っていました。
その期待に応えて初戦でまず1本。6番に座っているというのがまた対戦相手には怖いのではないでしょうか。次戦も楽しみです。

初出場のAKIRAにとって先制点を取れたというのは大変大きかったことでしょう。

久保田選手のホームランに盛り上がるAKIRAベンチ

高井投手が足を痛めながらも完封

2回に先制するも、追加点が遠いAKIRA。
高井投手が中盤以降、走者を背負いながらも丁寧に粘り強く投げぬきました。

大事な初戦を任されました。
いつ見ても、気持ちの強い選手だなと感じます。

途中、足をひきづっているように見えたので気になっていましたが、靴擦れしていたようです。
大きなけがでなくて安心しました。

高井投手は走者を背負ってから全く慌てる様子がなく、この大舞台でもしっかりとひとつひとつアウトを重ねる姿はチーム加入1年目とは思えないほど頼もしかったです。

最後はホームランを打った久保田捕手とハイタッチ

激戦の千葉県を勝ち抜いた力は本物

AKIRAは初出場ですが、今季Aクラス昇格4年目で初めて県大会の決勝に進み、全国でも実績のある松戸市役所を逆転で破り初めての天皇賜杯出場を決めました。

我慢の展開での粘り強さは、千葉県を勝ち抜いてついた力だと感じます。

今日の試合は久保田選手、高井投手の活躍が目立ちましたが、野手がしっかり守った結果と思います。
特に三塁手の老平選手が良い守備を連発!

AKIRAの三遊間は鉄壁です!ぜひご注目を!

終盤、走者を背負う場面が多く、ブルペンでは複数投手が準備していました。
継投について中川監督は「あの状況では次に行く投手がかわいそうなので、高井で最後まで行くつもりでした」

9回、高井投手が先頭打者にこの日初めての四球を与え、中川監督(右から2人目)がマウンドへ

中川監督は監督2年目。
1年目の昨季は天皇賜杯千葉県大会で「マウンドに行くタイミングがわからなくて」京葉銀行に一気に流れを持っていかれた苦い経験があります。

千葉県の強豪チームと切磋琢磨する中で、選手やチームとしての力はもちろんのこと、監督もどんどん成長されているのだと思います。

次戦は全国屈指の強豪、大阪シティ信用金庫!

明日の2回戦では全国屈指の強豪、大阪シティ信用金庫と対戦します。

AKIRAの3番を打つ古川選手は大阪シティ信用金庫で国体制覇の経験があり、古巣との対戦となります。
「全国でシティとやるのが目標」と話してくれていたのは、AKIRAに来たほんの2年前のこと。
その時はまだAKIRAは千葉で4強どまりだったチーム。「こんなにすぐ叶うとは思わなかった」と明日が非常に楽しみという興奮が伝わってきました。

今日は土曜ということもあり、スタンドには会社関係の方を始め多くの方が応援に来られていました。なんど150名!

多くの応援が選手たちの力になったことでしょう

明日は天気が心配ですが、またスタンドがいっぱいになるといいですね(もちろん感染対策に気を付けながら)。
たくさんの応援を力に変え、強豪相手にのびのびと戦ってほしいです!

おわりに

私は千葉県を中心に社会人軟式野球を見ているので、やはり千葉県代表は1番応援していますし、気になりますし、誰よりも試合を観ているという自負があるので気持ちも入ります。

試合前、集合写真を撮らせてもらったとき「いつもありがとうございます!」と挨拶してくださり、大変うれしかったです。千葉県大会初優勝には私ももらい泣きをしてしまいました。どんどん強くなっていくAKIRAのみなさんを間近で見ることができ、幸せです。

1日でも長く、みなさんの大舞台での活躍を写真におさめたいです。
こちらこそいつもありがとうございます!

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