富士北麓球場の3試合まとめです。
今回は取材という形ではなく、一観客として観戦&撮影してきました。過去の大会含め、掲載OKいただいているチームのみ写真を載せています。もし「載せてもOKです!」というチームはXのDMからご連絡いただけるとうれしいです。後日別の形で掲載できればなと思います。
目次
第1試合 旭製作所(埼玉)5−0 TDK甲府工場(山梨)
埼玉県代表、本選出場決定!
旭製作所は国スポの埼玉県大会を見ていましたので、本選出場が叶って本当によかったです!補強の石井選手、鈴木投手も活躍。そしてなにより、高校時代を過ごした山梨に凱旋し大活躍した4番の東小橋川選手が素晴らしかったです!知り合いもたくさんきてたかな?佐賀でも大暴れしてください!
第2試合 AKIRA(千葉)6−8x 日立Astemo厚木工場(神奈川)
神奈川県代表、本選出場決定!
壮絶なシーソーゲーム。劇的すぎる幕切れに私はしばらく言葉を失ってしまいました……関東ブロックは敗者復活戦があります。このあとすぐに第1試合で敗者、山梨県代表との試合が控えます。
雨天中断もあり、試合開始からまもなく4時間というところでの決着でした。AKIRAのみなさんの疲労は想像以上かと思いますが、勝利を願うことしかできませんでした。
第3試合 敗者復活戦 AKIRA(千葉)4−0 TDK甲府工場 *8回日没コールド
千葉県代表は明日、本選出場最後の枠をかけて群馬県代表と対戦します。
試合開始が15時50分。照明のない富士北麓球場、しかも悪天候で分厚い雲が空を覆い、瞬く間にグラウンドは暗くなっていきました。
結果8回日没コールドで決着。TDKの外野手が打球を見失う場面があったり、かなり影響が出ていたと思います。試合後AKIRAの選手が「(打席で)ミットに入るボールがぼんやりとしか見えなかった」と話してくれて、よくそんな状況で誰も怪我せず終えられたなと、ひとまず安心しました。
AKIRAは壮絶な第2試合からすぐの3試合目、よく勝ち切りました!
途中、すごくいい場面を見たんです。キャプテンの藤井選手ではなく、安田選手がみんなに「一回集まろう」って。
ちゃんとは聞こえなかったけど、カバーリングのことや走塁のこと話してたかな。安田選手、レフトからいっつもでっかい声で投手や内野手に声掛けしてるんです。必要な声ってちゃんと発して、適切なタイミングで届けるからこそ効果的だと思うんです。
もちろん、見えないところでそうしている選手も素晴らしいし、こうやってスタンドから見ている私たちにもわかる姿勢というのも大事です。
集まった後の7回に追加点が奪えたのは、必然だったと思います。監督だから、キャプテンだから、とか関係なくこういう自発的なことができる選手はとても魅力的です。
試合終了は18時。
明日は朝9時から負けられない大事な一戦です。球場も移動しなければいけない。相手の群馬県代表は本日第1試合のみで、球場の移動もありません。
不利な状況ではあるけれど「佐賀に縁がある」と過酷な県大会を突破したみなさんなので、必ず本選出場をつかみ取ってくれるはずです。
私は急きょこちらにもう1泊することにし、今この原稿をカプセルホテルのラウンジで書いています。現在23時。なんとか今日中に書きたかったのでよかった。そろそろ明日に向けて、休みたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。